今週の京都アニメーション作品特別上映は、「劇場版 境界の彼方-I’LL BE HERE- 過去篇」で来週は「劇場版 境界の彼方-I’LL BE HERE- 未来篇」と境界の彼方が続きます。この2作品は、最近Amazon Prime Video で観たばかりで「過去編」は、TVアニメのダイジェスト版で初境界の彼方の私にとっては若干置いてけぼりな感じでいまいちな内容でした。ということで「境界の彼方」についてはパスすることにします。
とはいえ、最近アニメ映画づいていて、なんか映画館に足を運ばないと落ち着かないというかちょっとした習慣になってしまったみたいで、うずうずするので今週は「映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説」を観ることにしました。
映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説
STORY
交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだった
公式HP より
ゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、
ひょんなことから、女神・アクアを道ずれに異世界転生することに。
「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」
と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄介なことばかり降りかかる。
トラブルメーカーの駄女神・アクア、
中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、
妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、
能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになったり、
借金で首が回らなくなったり、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられたり、
魔王軍の幹部を討伐したり、たまに死んだり……。
そんなある日、駆け込んできた紅魔族の少女・ゆんゆんの爆弾発言にカズマたちは凍りつく。
「私、カズマさんの子供が欲しい!」
事情を聞けば、めぐみんとゆんゆんの生まれ故郷「紅魔の里」が、
滅亡の危機に瀕しているという。
里を救うために旅立ったゆんゆんを追いかけて、紅魔の里へ向かうカズマたちだが――!?
カズマたちパーティを襲う最大の危機!
平凡な冒険者カズマが過ごす、異世界ライフの未来はどっち!?
といった感じです。
偽情報に踊らされて、めぐみんがカズマ達パーティーメンバーと里帰りするお話です。めぐみんの家族や同級生、紅魔の里の実態が明かされます。そこでカズマがやらかして紅魔の里が存亡の危機に!最終的にはカズマがオトリになってめぐみんの爆裂魔法でやっつけるみたいな展開です。
感想
異世界転生ファンタジー作品で唯一無二と言っても過言でないナンセンスギャグ&コメディ作品の「このすば!」初の劇場版。
登場人物すべてがポンコツかゲスという素晴らしい世界で繰り広げられるコメディは90分という時間に凝縮され、さらに濃厚にくだらない笑いを提供してくれます。
今回の主人公は爆裂魔法使い「めぐみん」です。なんと言ってもめぐみんの故郷が舞台なんですから。めぐみん大活躍ですよ。めぐみんの両親もかなりのポンコツぶりで、カズマに大金が入るかもと聞きつけるやいなや娘を平気で売るゲスっぷり。それに乗っかりめぐみんをなんとかしようと画策するカズマのクズさも健在。
メンバー全員通常運行ではありますが、めぐみんやゆんゆんなど紅魔の里の人たちに埋もれた感があり、アクアやダクネスは若干影が薄かったように思います。とはいえ、舞台は違えども魔王軍の幹部を爆裂魔法でやっつけるという展開はお約束です。
「このすば!」のゲスでクズな笑いを好まない方々はもともと観ないだろうし、「このすば!」好きなら楽しめること間違いなしの作品ですから、作品の評価が高得点なのも当然ですね。おとななので大笑いは決してしませんが(前の席の女性達は結構爆笑していたが・・・)、常にクスクスさせられる作品です。
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